ippon bladeで動くヨガワークショップ@M YOGA / 足裏のバネから跳ねる・ヨガマットから飛び出してみよう!

石川県・金沢のヨガスタジオ M YOGAさんにて、2回目のippon bladeで動くヨガワークショップを開催しました。

こちらは、主に、ヨガインストラクターの方、ボディーワーカーを目指す方向けのワークショップとなりました。

1回目の記事はこちらです⬇︎

1回目と同様に内臓マッサージと腸腰筋に触れてほぐしてからボディーワークをしました。

解剖図を見ても、実際にそれらの組織が身体の中にあるということ、なかなか想像しづらいですよね?

触れて、動かしてみて「あ〜、こうやって動いていくんだな」と体感すると、その一回の経験から、その後の練習がまるで変わってきます。


前回の記事の続きも含め、本日のブログでは「立ち方」にフォーカスしていきたいと思います。ヨガの基本のポーズで、タダーサナを学びますし練習しますね。


ヨガの流派によって、様々に伝えられるかもしれませんが、足の親指・小指・かかと(内側・外側)の全体に重心が来るようにと習うかもしれません。

これも、大切な意識で大きく足裏全体を捉えるのに役立ちます。

ippon bladeの場合は、身体機能の回復や動きのパフォーマンスの向上も考えられているので、もう少しミクロの視点も入ってきます。

ippon bladeの下駄歯の位置は、ショパール関節の下にあります。

ショパール関節はボールベアリングのように縦横無尽に動く足の中心でもある「距骨」の前側の関節です。


足の骨の関節の中で、もっとも安定感があり、それでいて可動域がある場所です。

ちなみに踵に重心を置くと居つくような微動だにしない安定感がありますが、ヨガやダンス、スポーツをするときにはショパール関節下に重心をもっていくと、しなやかな動きの中で安定感のある状態を取りやすくなります。


距骨を意識し、ショパール関節下に重心を起き、大腰筋の収縮を感じながら骨に乗って「立つ・歩く」ということを体感しました。


文章にすると、なんだかとても難しくなってしまうのですが、ippon bladeに乗ると自然と身体がその位置へともっていってくれるので「あ、なんだ。このことね!」っと腑に落ちます。

筋肉の柔軟性をあげていくようなヨガにはどうしても足りなくなる動き、それが「体のバネ」です。


足裏には、天然のトランポリンのようなバネがあり、普段、ヒールの靴や分厚いスニーカーに固められていると、どんどん足裏のバネの機能が低下していってしまうのですが、それだけでなく、実際に飛んだり跳ねたりの動きをしなくなることでも、この足裏のバネは低下してきます。

ippon bladeのワークショップでは、足裏の「跳躍力」を取り戻すワークをたくさんしていきます。


子供の頃は、多元的・多用的に身体を動かしていましたが、何か一つの運動や動きしかしなくって来ると、どうしても偏った身体になってしまうので、様々な動きをして身体にたくさんの刺激を与えてあげましょう。

最後は、ippon bladeを履きながら「孔雀のポーズ」ayanoha独自のマユリアーサナで様々なワークを体験しました。

跳躍力を意識したダイナミックな小平天先生のippon bladeワークに、Ayari✼のヨガをベースにした呼吸と共に流れるように動くippon bladeワーク。

しなやかな動きが身についていくと、日頃の歩き方や姿勢、所作まで美しく変わってきます。

また、自由に身体を動かせることは自信につながりますし、人生全体がもっと豊かに自由に拡がっていきますね。


ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。

身体を動かすことが大好きな皆さんとの時間は、私たちにとってもたくさんの気づきをいただきました。

また、次回、お会いできるのを楽しみにしております!



___________________


このブログ記事の執筆者

Ayari✼

TENARI

TENARIとは、茶道で使われる”手なり”からきています。 無理に作り込まずに、道なりにすすめること、動きが自然に無理なくなされることを意味します。 理にかなった身体の動きや、本質的な在り方を求める方へ

0コメント

  • 1000 / 1000