加賀温泉郷マラソン10kmの部完走!引き継がれ際立つ個性 Vol 1

こんにちは。Ayari✼です。

加賀温泉郷マラソン10kmの部にippon blade AMAZONES で走ってきました~!



石川県金沢のヨガスタジオ M yoga主宰のまゆみさん、福井でMedel RUNチームを率いるマーコさんと合同エントリーです。


みなさん、全員がランニングを始めて一年未満。

私たちが取り組んでいるのは、スニーカーのバネではなく足裏や全身のバネをつかって走るベアフット系ランニングです。



これは、体験したことのある人ならわかると思うのですが、足裏のバネ機能を失っている現代人には最初は相当きついです。


この半年間、まずベースの機能を取り戻すことから始めていきました。




"疲れない動けるからだになるTENARIオンラインスクール"でのバーチャルRUNやセルフケア、ボディーワーク、それぞれの個人練習と、浜松合宿や北陸ツアーでのリアルRUNなども含め、皆で体験を積み重ねてきました。


そして、スタート地点に立った4名全員が、無事に完走することができました!



大会当日は、霊峰白山が青空にくっきりと浮かび上がるような晴天。


TENARIオンラインスクールメンバーも浜松や、各地から駆けつけてくれました!




Medel RUNのマーコさんとトモちゃんはワラーチで走り、M yogaのまゆみさんと私は、ippon blade369(高い一本歯下駄)で走り切りました。



同日は、富士五湖ウルトラマラソン118kmをippon blade代表 小平天氏も走っていました。

天ちゃんがいない中で、私以外は大会初参加となるアマゾネス女子だけの大会出場。

もし、ippon bladeで走って転んだりしたら大事故になりかねません。


早めに会場に着き、準備を整えスタート前の緊張感溢れる中、小平天氏から、富士五湖ウルトラマラソンは完走出来なかった。と連絡が入りました。



皆でその結果を真摯に受け取り、動揺はしたものの「天ちゃんの想いを私たちが形にしよう」それぞれすぐに気持ちを切り替え、自分に集中しスタート地点に立ちました。

10kmのスタート地点、最後尾に並びアイドリング。

何故か、スタート10分前なのに体育座りで座っている約500名の選手の皆さん、、、。

何、このゆるーい感じ!?😆


増田明美さんがゲストでいらしていて、かなり突っ込まれながら5分前ぐらいにようやく皆さん立ち上がり、すぐにSTARTの合図。



私たちは、アイドリングしていたので、全然余裕〜😁


まぁ、10kmあるのでのんびりスタートしました。

最後まで気持ちよく走り、ゴールシーンでは皆んなの最高の笑顔が見れました💛


そして、今回、大会初出場でippon blade369(一本歯下駄)で参加したまゆみさんは、最後の最後まで驚くほど美しく、背筋がすっと伸びて跳ねて走ってゴールしていました。




見よ、これがippon blade AMAZONESなのだーーーーー!!!!!


と、世界中に言いたい。

姿勢を崩したら、足を引きずったらゴールなんてできない。

私たちは、最後まで美しく走り切る!



タイムや距離を狙って、何かに盲目的に走らされたりなんかしない。

タイムや距離は、からだの状態が整えば結果的に長く走れるようになり、結果的に早くなる。


今、この時をマインドフルに楽しく走る。

それが、ippon bladeで走ることなんだと。

しつこく世界中に100回ぐらい言いたい。

(マニアックな話題なのは自覚してます)



まぁ〜とにかく、当日まで本当にいろんなことがありましたね!


加賀温泉郷マラソンにエントリーしていても、実際に走れたのはほんの数名。


大会三日前以降のPCR検査による陰性証明書の提出や、2キロのファンランの中止。


春ということもありお母さんたちにとっては、新学期の準備などもあり忙しい季節。

大会に出た人が偉くて、出てない人はダメだなんて全く言えない。


でも、小さな一つひとつの選択を大切にし、どのような状態になろうとも必ずスタート地点に自分が立てるよう淡々と行動し、ひとつの落とし穴もないように行動に起こしたことは確かです。



やれることはやって、その先に結果がある。

でも、その結果が自分の公式な評価ではない。

結果から何を受け取っていくのかは、それぞれ自由意思で決められる。

だから、走った人も走っていない人も、その現実から自分が必要だと思うことを学べばいい。




私は、コースを折り返しゴールに向かう7km地点からまっすぐ先に見える霊峰白山に向かってこのように感じました。



ippon blade代表小平天氏から、''本能で走る"その愉しさを託してもらった。


あの人はずっと「自分のために走るんだよ。」そう人にいつも叱咤激励しながら、人のために尽くしたこの数年だっただろうなぁ。


後半になると姿勢を崩しながらキツそうに走っているランナーが多くなる中、私は打楽器のように小気味良く呼吸とアスファルトにトントントンと当たる下駄の刃の音でリズムを取りながら、天ちゃんの想いを感じながら、走っていきました。


引き継がれていくとは、こういうことなんだ。


一年前には、こんな風に走れる自分は全く想像が出来なかった。


小平天の思いや、先人たちの想いを私なりに体現できたら。


ここでいう体現とは、引き継がれてきた本質を自分なりの個性で表現していくことなのだろう。



最後の最後まで、野生動物のようにこの加賀を走り抜ける。

美しく、颯爽と!!


励まし合いながら、皆で完走できたその体験は一生の宝。


こんな感動は、一人では味わえない。

誰かの頑張りがこんなにも、私を勇気づけてくれるなんて・・・。



どんな思いで走っていたのか、ご飯をたべながら、温泉に入りながら、お酒飲みながら溢れ出すように話すと、細かい背景や情動は違えど、根本は皆、同じ思いだった。


自分のために走ることが誰かのためになる。

自分のために走っているのに、その姿は誰かの背中を自然と押してしまう。



めっちゃ、感動だーーーーー!!!

本当に皆さん、ありがとうーーー!!!




もちろん、10kmを40分代で走るスニーカーランナーの皆さんも、フルマラソンをサブスリーで走る皆さんも、大尊敬です。



そんなことは、相当な練習や日頃の努力の積み重ねが必要だから。


でもでも、今、苦手にチャレンジして日々コツコツと積み重ねてきた目の前の仲間が、こんなにも誇らしい!


そして彼女たちの未来も、自分の伸び代も楽しみでしょうがない。



エントリーしても様々な理由で一緒に走れなかった仲間も、今回がこれで最後じゃない。


エントリーしたからこそ、自分に向き合えた。

エントリーしたからこそ、仲間でその課題に向き合えた。


それで充分じゃないか。

この体験を次にしっかり活かしていこう!



ippon blade AMAZONESのメンバーは、2年後ぐらいには10kmのレースはippon blade369で余裕で走り切れると思います。今回、やってみて確信しました。




10kmのレースなら女性の標準機能としてippon blade 一本歯下駄で楽しく走り切れます。

そして、そのベースを持った女性は、家事も仕事も様々なスポーツも、スムーズに行えるはずです。


嘘〜?っと思った方は、一緒に実験しようじゃありませんか。


立つ、歩く、跳ねる、走るのベースをあげるって、そういうことなのだと思います。


そして、私も、ippon bladeランニングでの自己ベストタイムを更新しました。



タイムは全く狙ってなかったけれど、いつの間にかippon bladeでも早く走れるようになってきたのです。


さらに、私たちは10kmにエントリーしましたが、フルマラソンにチャレンジして気持ちよく完走したスクールメンバーのアマゾネスもいます。


次の記事では、その辺りを更新したいと思います😊


*写真の数々は、応援にきてくれた「疲れない動けるからだになるTENARIオンラインスクール」メンバーの皆さんが撮影してくださいました。本当にありがとうございます!

TENARI

TENARIとは、茶道で使われる”手なり”からきています。 無理に作り込まずに、道なりにすすめること、動きが自然に無理なくなされることを意味します。 理にかなった身体の動きや、本質的な在り方を求める方へ

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