加賀温泉郷マラソン10km・一本歯下駄ランニング 自己ベストタイム更新!速く走る練習はしてません。Vol 2
こんにちは。Ayari✼です。
前回の記事の続きです
今回の記事は、身体開発用一本歯下駄 ippon bladeをご存知の方向けの記事になるかもしれません。
↓ippon blade イッポンブレードって?
今回の加賀温泉郷マラソン10km大会は、ippon blade一本歯下駄ランニングの自己ベストタイムを更新することができました〜!
といっても記録を狙って頑張って走ったわけではありません。
最後まで楽に気持ちよく走り切りました。
私は50kmのウルトラマラソンをippon bladeで完走しているし、10kmは通常の練習と変わらない距離なので完走は転倒さえしなければ確実。
だからこそ、自分なりのテーマを持って仲間と走りたいと思いました。
そしたら、10kmをippon blade 一本歯下駄で1時間以内に疲れず楽に走り切ることかなと。
つまり1kmを5分台で走り切る。
スニーカーやワラーチなら楽勝かと思いますが、ippon bladeではかなりの難関です。
さらに後で知ったのですが、加賀温泉郷マラソンでは、計測チップをつけていても、ネットタイムの計測はされずグロスタイムの計測しかないということ。
スタート地点からだいぶ後ろの最後尾の最後尾からのスタートだったので、公式記録ではSTART地点までの時間をロスすることになってしまい、1時間1分という結果でした。
が、ストラバの記録やSTARTを切るまでの時間を考えると、正確には59分30秒〜1時間ジャストぐらいの間でゴールしていたはず!
まぁ、この辺りは正確なタイムはもうわかりませんね。
でも、アップダウンのある加賀温泉郷マラソン10kmのコースを、最後尾からSTARTして多くのランナーの合間を蛇行しながら安全に追い抜き、約1時間で走り切ったことは確か。
すごい、マジすごい!
(自画自賛ですみません)
START地点では、スニーカーランナーの皆さんがすごい勢いで走っていくのでippon bladeを履いた選手は最後尾に並ぶ様にしています。
半年前までは、スニーカーランナーのあとを追いかけるのに必死の私でしたが、この半年間の胸郭開発で体幹をつかって全身で走れる様になり、どんどんスピードを出せるようになってきました。
常に最下位の私が、今回、女子の部では199人中74番目の結果となりました。
最後尾から走った私は、少なくとも125人の女子を後ろから追い抜いたことになります。
男子の記録も入れると127番目になるので、合計約252人を追い抜いてのゴール!
その結果には自分でもびっくり!
(自画自賛はまだ続く)
とにかく、混雑する場面では、ランナーとランナーの合間を縫って蛇行しながら追い越していかねばならず、ヒヤッとする場面もありましたが、ここは渋谷・表参道women's RUNで経験を積んでいたことや、日頃から様々な難所を蛇行しながら走る練習をしていたので割と楽にいけました。
そして、ippon blade RUNでの本領発揮は登り坂RUN!
一般的にスニーカーで登り坂を走る場合、歩幅を狭くして小刻みに登ることが鉄則かと思いますが、ippon bladeの場合、下駄歯の長さを活かしてストライドを大きめにハムストリングで押し上げ、跳ねる様にして登っていきます。
私は長身なので、さらにストライドを大きく膝裏も伸ばして、大腰筋から足で地面を押し、全身を使って跳ね上げて登りました。
これが最高に気持ち良くて、他のランナーはスピードがゆるむので、安全に追い越せる1番の追い抜きポイント!
とにかく、道が細くランナーが混雑する場面で走るのが一番大変なんですよね。
ippon bladeで転んだら、他ランナーも巻き込む大事故ですから。
そして登りがあれば下り坂。
ここはスニーカーランナーの方はスピードをつけて一気に下ると思いますが、ippon bladeの場合は少しグリップを効かせてスピードをセーブします。
だから、ここは反対に追い抜かれていく場面。
それでも、追い抜かれても気にせずスピードをゆるめて下ります。
やがて、登り坂がやってくるのですから
いや〜、これからも私は大会に出るとしたら、アップダウンあるスリルあるコースの大会に出たい!
そして驚くべきことは、私は速く走るための練習を全くしていないということ!!
コーチである小平天氏が、絶対に私にやらせない練習。
それが、速く走るための練習。
ストラバ(ランニングアプリ)での記録も、毎回、ランニングコースを走るわけではないので、何度も途中で信号機があったり買い物でストップすることが多く、ippon blade一本歯下駄で一度も10kmを5分台で走った記録がありません。
今回、はじめてやってみて、私、ランニングコースを普通に走ったら、かなり速く走れるかもしれない。
っと、思いました。
(やらんと思うけど)
もともと競技としてランニングをしていたわけでもないしランナーではないから、走ることは遊びの延長。
美しい景色に見惚れたり、道に迷ったりして、偶然に新しい道を発見しながら走るのがとにかく好き!
だから、その反動として、大会では選手として違うモードのスイッチが入り、メリハリがあって楽しくなるのかなと思います。
もちろん、速く走る練習をコツコツできるランナーのみなさんも素晴らしいと思います。
いま、人生で何を大切にしているか?で、自ずと惹かれるものは変わりますよね。
そして、ippon bladeには第3作目、ワラーチと下駄の合いの子のような【MUNI】も誕生したので、練習を積んで、今度は大会でも最前列に並んでSTARTもしてみたい。
ippon bladeシリーズは、マジで身体開発されてやばい!っと、思っています。
が、道具が良くても扱い方が悪ければ、思うように結果が出ないのも否めません。
ここはぜひippon blade で走ることを目指している方に参考にしてもらえたらな〜と思う、私が取り組んだほんの数個をまとめてみました。
①ippon bladeランニングは、走り込むことで上達するわけではありません。難所やアップダウンのコースを走ることで関節、筋、靭帯が様々な状況にも順応・応用できるようになり、結果、平地の安定するコースでは楽にスピードに乗って走れるようになるので、様々なコースを走ることがポイント!
②連動せず上手く働かない部位をほぐして、調えるように動き、大腰筋(インナーマッスル)のバネを主導に全身を協調して走ること。そのためには内臓の弾力が必須。
③10km以上のレースになるとスタミナが必要。動物性タンパク質もしっかり摂ることがオススメ!ippon bladeランニングはからだへの負荷もそれなりにかかるので細胞の再生や代謝を助けるために動物性タンパク質は有効です。TENARIでオススメなのは、ジビエです。
④足の開発だけではなく、胸郭の開発にも取り組んでいくこと。足が基本ですが、上半身を使える様になると、よりスピードに乗っていけたり、難所で足がフラついても体幹をつかって中心に戻す力が瞬時に働くようになりリカバリーがスムーズになります。
そして、少し走るのを楽しむというところから、大会を目指す方は、最後はやっぱり、コミット力かなと思います。
毎回の練習をテーマを持って、どれだけ楽しんで取り組めるか。
コミット力は、イメージする力と必然性があってこそ成り立つので、普通の生活の中でこのモチベーションをキープするのは難しいかもしれないですね。
目指す大会を完走することで、人生が展開していくイメージを描けたり、むしろできなかったら帰る家がないぐらいの状況だと必然性も自然と生まれてくるように思います。
でも、そんなところまで目指すのは険しい道でもあるので、女性だったら、リレーマラソンや10kmぐらいの距離を気持ちよく走れたら充分じゃないかと思います。
上記のすべては、ざっくりした内容と私の主観もあるので、お一人おひとりに合わせては、ぜひパーソナルセッションでの受講をお待ちしてます。
私自身も、40歳を過ぎてから始めたランニングなので、常に変わり続けていることを自覚し、今の状態に合わせて、取り組む内容や負荷も変えながら自分に向き合っていきます。
その中で、結果的にさらに速く長く楽に走れるようになったら面白いなと思うし、年齢やホルモンバランスなどにより低迷期が来たら、最低10kmぐらいはゆっくり走れるからだをキープし、仲間と楽しむ程度にゆるーく大会に出る感じで充分だなぁと。
今は、遅めにきた"伸び盛り"のタイミングなので、チャレンジできることは、できるだけ試して経験を積んで今後に活かしていこうと思います。
だから、次はippon bladeでの100kmウルトラマラソンチャレンジという変態道へ進みます。
恐らく、私の人生史上、一番きつい体験になるかと思いますが、完走の可能性はゼロではないしなんだか、面白いじゃありませんか。
人生で、いろんな体験をしてきて、今の自分がいるから、パートナーや家族や仲間たちと、様々なリアルな体験を分かち合いながら、人生を楽しみたいと思います。
自分にとって等身大の行動で
現れたことが偽りのない実力
それが、本当の自分の姿
人それぞれ、人生で様々なタイミングやご縁による巡り合わせがありますから、私の考え方はそのうちのたったひとつです。
だから、必要な方だけに必要なことが
届くことを願い
今を一生懸命、楽しんで生きています。
と、真面目な締めで終わると思いきや、加賀温泉郷マラソン大会当日のおもしろ動画です↓
次回の記事では、加賀温泉郷マラソンに出場した選手の体験記と完走賞を更新します。
まだまだ、飽きずに読んでくださいね♪
Ayari✼
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