加賀温泉郷マラソン・自分に集中することが仲間の背中を押す<本当のチームワーク>完結編

こんにちは。Ayari✼です。


加賀温泉郷マラソン10kmの部完走の記事を綴っています。今日の記事で完結です!

実は私たちと同じ時間にフルマラソンに出場して完走したアマゾネスもいるんです♪



↓加賀温泉郷マラソン10kmの部完走!引き継がれ際立つ個性 Vol 1

↓加賀温泉郷マラソン10km・一本歯下駄ランニング 自己ベストタイム更新!速く走る練習はしてません。Vol 2 

前回の「渋谷・表参道woman's RUN」での体験もそうでしたが、自分のことに集中して頑張っている姿は、周りの人の背中を押してくれるなぁ〜と。


もちろん、今回は、応援に駆けつけてくれる仲間や遠くから応援してくれる仲間もいて、皆、それぞれの場所で、今、自分に大切なことに取り組んでいました。


その仲間の存在があるだけで、十分に走るエネルギーにつながります。


M yogaのまゆみさんが、「あやさん一人だけが、ippon bladeで走れるようになってどんどん先に行ってしまうのではなくて、こうして私が走れるようになっていく姿を見せれたら、他の女性たちもippon bladeで走ってみたい。そんな風に思ってもらえるんじゃないか。勇気を与えられるんじゃないかな〜」と、大会前日に、鹿のジビエをモリモリ食べながら言ってくれたことが、なんとも嬉しかったです。


(細かい言い回しが違うかもしれませんが)


わざわざ言葉にしていなくとも、少なくも、今いる仲間は自分のためだけに走るというより、心の片隅で誰かを想い、自分に向かって走っているように思います。


走る動機は、それだけで十分に必然性のあることだと、私は思います。


Myoga 主宰まゆみさんの加賀温泉郷マラソン完走ブログはこちらです↓


あ〜、まゆみさんは、やっぱりこういう想いで走っていたんだなぁと納得したんです。

そして、福井からはMedel yogaのマーコさん。

マーコさんは多分、私と同じぐらい走るのが嫌いだった人!


でも、そこに向き合ったからこそ見えてくる世界がある。

生徒さんたちと、同じ土俵でクタクタになりながらも、一緒に走るなんてなかなかやれないことです。大体、人前で指導する立場になると偉そうになってきますからね・・・笑

さらに、ともちゃん。


ともちゃんはマーコさんのヨガの生徒さんで、TENARIスクールにも入ってくれています。


見た目が若すぎて大きなお子さんがいることに、びっくりしましたが子育てと仕事が忙しい中、思うように動けない時期もあったけれど、その中でも淡々とやり続けていたことを、私は知っています。


いつも多くを語らないけれど、毎回、Instagramストーリーでアップされるストラバの記録には強い意志を感じていました。


言葉じゃなくて、エネルギーがいつもそこに乗っていました。




そして、M yogaに併設されるアーユルヴェーダサロン「マイトリ」のセラピストでもあるまいこちゃんは、みんながワイワイと10kmの部を走っている中で、フルマラソンを薄いワラーチで走っていました。



私も一緒にフルマラソンに走る予定でしたが、すぐに満員になってしまってまいこちゃんだけフルマラソンにエントリーしたんです。(やるやる詐欺でごめん)

一人でのフルマラソンチャレンジだったので、写真も何もないのですが証拠写真はこちら↓



浜松合宿でも、一緒にippon bladeで走ったなぁ〜。あの時の、浜名湖から沿道に吹く風が気持ちよくて・・・。


そして、まいこちゃんからフルマラソンの完走レポを頂いたので、こちらに掲載させていただきます。




加賀温泉郷マラソンのフルをワラーチで走った感想です。

今回、加賀温泉郷マラソンは2度目の参加。

前回は3年前にランニングシューズで走りました。その時は勢いで参加を決め、ほぼぶっつけ本番でマラソンのマの字も知らないまま完走したいという気持ちだけで走り、その後身体がひどいことになりました。全然楽しくなかったし、そこから自然と走らなくなりました。(それでは全く意味がない)

「ゴールはしてもしなくてもいい、大事なのは経験を味わうこと!楽しもう!」

天さんからもらった一声で、全てがふっきれました。

左足の調子が良くなかったので完走することはあまり考えず、絶対に無理はしないと自分に約束しました。

これまで私は無理をしてしまう癖があり、それが原因で自分を苦しめていたことにippon bladeを通して気づかせてもらったからです。

思いきり楽しむ、感じる、味わう、体験する!これが今の自分に必要なことと思いました。

当日を万全の状態で迎えたかったので、前日までほぐしに時間をかけました。あとは、ワラーチで走る以上外傷は避けられないと思ったので、よく豆ができる場所にテーピングを貼りました。

ペースはだいたいキロ7分~7分半をキープして走ることを意識し、周りに抜かされてもマイペースを貫く。

疲れから自分のペースがわかりにくくなることもわかっていたので、ペースは時計を確認しながら走りました。

痛くなったら、この先走れなくなる可能性もあったので、足を休めながら走る方法を探りながら走る。

5キロあたりで、右足の足底に違和感が出てきて、12~13キロまでその違和感と戦うがそのうちなくなる。

片山津温泉の折り返しの登り、疲れない登り方をと思い出したのは、ippon bladeの登り方。腸腰筋を使って足を踵から押し上げる。これなら外側の筋肉を使わずに登れるので疲れない。これならぐいぐいいける!


この時嬉しくて、綾さん~💛と叫びたくなりました。


この時、20キロまでは行けそうな感触があったので、そこまで走りきることを目標にしました。

20キロの山代温泉のエイドに到着。自分の足と相談しながら少し休む。やめようか悩んだけど、まだ走れるなと思ったので、しんどいときはキロ8分~9分くらいで必殺全力歩行、走れるときはキロ6分半~7分で走る。


25キロあたりから、ハムストリングに固さ、痛みを感じ始めて、ストレッチ。少し止まってケアすると回復する。


暑さもあり、エイドに来るたびにアクエリと水を1杯ずつ。


距離が進むにつれ、塩や塩タブレット、コーラ、にゃーにゃー饅頭、羊羹などからだが喜ぶようなものが。普段は飲まないコーラが美味しく感じました。不思議です。


山中温泉を過ぎた激坂で、驚くほど元気な5時間半のペースランナーの方たちと出会い、30キロのあたりまでご一緒してついていきました。


この辺りから40キロまでが一番精神的に辛かったです。


38キロ地点、ゴールまであと5キロというところでいよいよ疲れもピークに。


最終関門は無事に過ぎたので、ペースと時計を確認しながら歩いたり走ったりを繰り返し、40キロになったところでまた走り出す。


ここで、3年前のマラソンを思い出しました。

あの時は、37キロ地点で鼠径部が固まってしまい足が上がらなくなり、歩いていた。けど今はどうだろう。足は普通に上がるし、鼠径部も固まっていない。


姿勢もずっと同じような感じでキープできている。

肩も動く。

あの時と大違いだ。


それに気づいた時、嬉しくて少しずつ進化している自分の身体が愛おしく感じました。


そして、ゆるゆると走り続けること5時間半、ついにゴールに到着。


実はゴールした時、素直に喜べませんでした。終わってホッとした反面、自分の無理をして頑張りすぎる癖があることを意識して走っていたので、実はやめ時を探しながら走っていたからです。


やめられずゴールしてしまったという気持ちが強かったのですが、後日完走証明書のラップタイムを見て、嬉しいと思えました。


完走の喜びよりも、今の自分を受け入れて走れたことにすごく満足しました。


マラソンが終わってみて、元からある痛み、新たな痛みも出てきました。ほぐす必要のある場所もより浮き彫りになりました。


また新しいスタートきったようなワクワクを感じています。


ippon bladeでもっと身体を感じてみたい!


本来の自分を生きてみたい!という気持ちがわいてきています。





やめ時を考えながら走るのも、歩くように走るのも、普段飲まないコーラが美味しく感じるのも、全部、わかる〜涙。


思い出して、苦しくなってきた!


まいこちゃん、本当に本当にすごい体験をしたんだなぁと。

私の体験も便乗して載せておきます 笑

あんな薄いワラーチで、自分の身体のバネを意識しながらフルマラソンを走りきることが、どれだけきついことか・・・



本当に、おめでとう!!


そして、これからがさらに楽しみだね!


最後に、大会に出場した選手の完走賞を掲載させていただきます。


私たち、これからまだまだ進化していく予定です。


これからの記録や体験も積み重なるごとに、変わってくると思います。


もちろん、良いことばかりが起きるわけじゃない。


努力したって、想像通りの記録や結果が出ない時もある。


でも、大切なことはそこじゃない。

日々、向き合っているその体験や過程。


どうぞ、今後も「ippon blade Amazones」の応援をよろしくお願いします♪




TENARI

TENARIとは、茶道で使われる”手なり”からきています。 無理に作り込まずに、道なりにすすめること、動きが自然に無理なくなされることを意味します。 理にかなった身体の動きや、本質的な在り方を求める方へ

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